新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

ポール・ニューマンはクワイ=ガン & オビ洋書『M & A』第16章、宿命の仔オビ

台風直撃のお盆、東京は一昨日&昨日はそれでも青空が望めましたが、今日は朝から曇って午後は雨のようですね。私は結局、実家へ帰省してからウダウダと過ごして、まだどこにもこれといったところへはお出かけしてません。(笑) お出かけは明日からになるかなあ?

んで、実家でまったりくつろぎながら、昨日はお昼にBSでやっていた映画『スティング』を観ました☆ この映画、もともと大好きなんですが、久しぶりに観るとやっぱ最高やね♪ 何がいいかというと、ポール・ニューマンのイケオジっぷりですよ、奥さん///

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ハンサムでお茶目な詐欺師、最高やんけ///

私は子供の頃にこの映画を地上波(たしか『日曜洋画劇場』だったと思うが)で観て、ウィンクする男のチャーミングな魅力に初めて目覚めたのであります!(笑) 

そういや、以前もココで『スティング』についてわめいたことがあったよな? その時とほぼ内容同じな萌えを繰り返しますが、ポール・ニューマンは若い頃よりミドルエイジになってからの方が断然イイ!! 特にこの『スティング』では、ブルーのツナギズボンをあんなに可愛く着こなせるなんてとか、ベッドから転げ落ちて寝てるとことか、にもかかわらずタキシードをビシッと着こなすと最高の紳士っぷりとか、もう彼の魅力がわんさかです♪

そして、SWに無理矢理ひきつけますと(笑)、この映画でのポール・ニューマンロバート・レッドフォードの関係って、クワオビ好きさんにはたまらずツボだと思うvv ポール・ニューマンって、ちょっとクワイを演じているリーアム・ニーソンに似てるんだよね~。役柄も、ふだんはすっとぼけて、どちらかというとだらしないような感じなんだが、酸いも甘いもかみ分けて、いざという時には抜群に頼りになる、お茶目な魅力のある破天荒な男という点で、共通しております。

クワイの話が出たところで、オビ洋書『MASTER & APPRENTICE』にまいりましょう。(笑) 遅々とした翻訳紹介で申し訳ありませんが、第16章のラストから。王女の前で、ライトセーバーを分解し、その仕組みを説明するオビのシーンです。王女はライトセーバーに興味津々で、「もし二人のジェダイライトセーバーで本気で戦ったから、どうなるの?」としつこく聞きます。オビはジェダイ同士が戦うなんて場面を思い描くことすらできなくて、その問いに「そんな事態は絶対起こりません!」としか答えられないのね。オビの台詞から、どうぞ。↓

「そんな・・・そんなことは起こりません」オビ=ワンは、ジェダイ同士の戦いという考えを理解することすらできなかった。「私達は一つのオーダーに属しております。評議会に尽くし、それを通して共和国に奉仕しているのです。ジェダイは皆、そういうふうに一つに繋がっているのです」

「それは退屈なことね」王女は顔をしかめ、玉座の下で小さな足を蹴り上げた。「ジェダイ以外の誰も今までライトセーバーを使ったことはないの? あなたは今までライトセーバーを持った誰かと戦ったことはないの? 実戦で、という意味よ。儀式的な試合ではなく」

「古代のシスはライトセーバーを使っていました」オビ=ワンは答えた。「しかし、シスは千年前に絶滅したのです。ですから、もういません。ジェダイライトセーバーの戦いで死に至る事態に遭遇することはないでしょう。そんなことは起こり得ません」

 ファンリー王女はようやく、自分が少し血に飢えた質問を続けていたようだと気づいたらしかった。彼女はいたずらっぽく笑って、冗談の口ぶりで次の質問を口にした。

「絶対に?」

 彼(オビ=ワン)は微笑み返して、頷いた。

「ええ、絶対に」

うわあああ、辛い!!!(涙)

もちろん、これは明らかな伏線です。なぜなら、ムスタファーのアナオビ一騎打ちを読者は皆知っているから。。。それと、オビが25才になった時、他ならぬオビ自身がシスを千年ぶりに倒すジェダイになることをも読者は知っているから。。。

オビ・・・この子は本当に運命に、宿命に必要とされた光の仔。

すべてが予感と予兆に満ちた、オビの生涯。