新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「T-34 3時間拡張版」感想の続き & ロミジュリなヴォルクラ(笑)

昨日は急に気温が高くなって(29℃)、もうついていけないよ体力が。。。まあ、この高温で某ウィルスが死滅してくれたらありがたいのかもしれませんけども。私が社会復帰できるかどうかは、さておいて(笑)。だって、何もかもオンラインで行っているこの状況、本当に私としては天国なんだもの~♪ おうち時間、大好き~♪

さて、それでは、例のロシアTV「T-34 拡張版」の感想の続き、いきますー。

ともあれ、大佐の食事シーンが観れたのは興味深かった。あの朝食、じゃがいもとベーコン?? 生ハムを戦車に括りつけて、その生ハムが何回も画面に移されるくらいだから、ドイツにとっての生ハムは大変重要なキャラクターであるらしいですので(笑)、燻製ハムかもしれない。それに赤ワインでしたね。私も真似っこしよう、ということで、昨夜は豚すね肉とジャガイモの中華風煮込みを作りました☆←どこが真似っこだ?

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赤ワインは切らしちゃったから、近いうちに買わねば。そうそう、今週のEテレの「旅するドイツ語講座」観てたら、めちゃめちゃ美味しそうなサクランボのケーキが出てきて、うわあああ///と思った。サクランボと生クリームとキルシュヴァッサーを使った、濃厚な甘さなチョコレートケーキ。Schwarzwalder Kirschtorteという、黒い森地方の定番スイーツらしいです。

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わああああ、超こってり~~~///

大佐もこういうケーキ、食べるんだろうか? 拡張版の淋しそうなクラウスを思い出すたび辛いので、是非ともこんなこってりケーキを食べさせて笑顔になってもらいたい!

それと、大佐が飲んでた赤ワインですが、何となくドイツは白ワインというイメージだったので、赤だと何があるのかなと思ってたら、同じ「旅するドイツ語」のテキストに、シュペートブルグンダーという赤ワインが紹介されてた。

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なじみのない名前だなと思ってたんだけど、ピノ・ノワールのことか! 様々なブランドから出てるワインですが、画像はフリードリッヒ・ベッカー醸造所のもの。このラベルを見ていただきたいんですよ、「すっぱい葡萄」の寓話から採った狐の絵がラベルになってるフリードリッヒ・ベッカーのものです。狐・・・といえば、イヴシュキン!! このラベルの象徴する意味は「負け惜しみ」なんだそうで、とすれば、拡張版で大佐が飲んでる赤ワインがもしこのベッカーのものだとしたら、ドイツ軍の行く末を暗示して何とも皮肉なことですな/// わあ、私も飲んでみたい。飲んでみようっと。お店閉まってるから、通販だなあ。

ということで、「T-34 拡張版」感想の続き。拡張版の大佐は根の深いところで発狂してしまっていると思われるので、私としてはやはり完全版の大佐の方が高潔でかっこよくて好きでありますが、ただ一つ、大佐が発狂していたとすると納得できるシーンがある。それが、例のT-34が正門から脱走するシーン。

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正門から去っていくT-34の後部めがけて、大佐がワルサーを何発も撃ちますよね。これ、戦車相手に拳銃って無意味じゃんと思える場面なんですが、大佐がどこか狂っていたならば説明がつく、かも? 大佐はかつてネフェドヴォで、イヴシュキンをワルサーで撃ち倒している。ネフェドヴォに取り憑かれている大佐は、T-34の脱走の瞬間、意識はネフェドヴォに飛んだのではないでしょうか? それで、あの時と同じように、ワルサーでイヴシュキンを撃とうとした、と。

収容所でのニコライとの再会時に、「私がおまえを撃った」と言った時の、あの大佐の嬉しそうな微笑みが想起されます・・・。

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拡張版を観る前の完全版では、これはニコライへの恋の萌芽に見えたけど、拡張版視聴後は完全に狂気の笑みに見えてしまふ。。。(涙)

なんだか、ほんと、とことん大佐が救われない感じになっちゃって、拡張版のままだと悲しい思いばかりが先に立つから、気持ちを切り替えて完全版こそが「私の『T-34』だ」と思うことにしたいねえ~。

とはいえ、拡張版であっても、まったくキャラがブレなかった唯一の(?)癒しキャラであるヴォルフが確認できたのは、良い事であった(笑)。この人、まったくキャラ変なかったね?vvv

でね、この拡張版にまで至って資料が出揃いつつあるので、私もそろそろヴォルクラ妄想の手がかりが掴めそう♪

つまり、クラウスが最初に国防軍に配置された時、その配下にヴォルフはつくんだけど、クラウスのことをグデ将軍の養女という七光りで大尉になったヤツと思い込んでたヴォルフは、当初は彼とギクシャクするんですよ。でも、なんだかんだで心酔し始め、それはやがて一方的な恋になるわけですよね。で、クラウスも初めての部下という、「何でも最初の子が一番可愛い」理屈で、ヴォルフと無二の親友(とクラウスは思ってる)になるんだ。

でもって、ヴォルフは下士官たちの乱チキパーティーにクラウスも誘おうとするんですが、クラウスはグデパパの教育が厳しくて門限がある。身分もあって、到底下士官たちの集いなんてものには出ることができない。面白そうだ、行ってみたいとは思うんだけどね。

それで、そのパーティーの夜、こっそりグデ将軍の邸宅の庭に忍び込んだヴォルフは、クラウスの部屋の真下で、低音でヴァイオリンを弾くんですよ。それを聞いてバルコニーに出てきたクラウスをヴォルフは「降りてきて」って誘って、クラウスも若気の至りでバルコニーからヴォルフの腕の中に飛び降りて(寝間着のままでもOK)、パーティーに行っちゃう。翌朝、そのことがグデパパにバレて、大目玉をくらうクラウス。

な~んて妄想は、どうよ、奥さん/// とんだロミジュリでござんすよ/// で、グデパパは「これはいかん。うちのクラちゃん、可愛いから、悪い虫がつきよる。早急にボディーガードが必要だ」と考えて、それでクラウスに付けられたのが煙草プカ~のティーリケなんでしょ///

わああ、ネタが振ってきた☆ 週末、某所に挙げられそうだべ~☆