新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

映画「ライトハウス」観てきた☆

昨日もお昼ごろに雷がゴロゴロ言いましたが、幸い、雨は小降りで、夕方には美しい夕焼けになりました。暑いけどネ。。。

でも、お仕事も順調で、嬉しいニュースの余波も続いており、ハッピーです☆ その上ゝ気分のまま、昨日はラボでのお仕事を終えた足で、伏見駅へ向かい、伏見ミリオン座で映画「ライトハウス」を観てきましたん♪

f:id:tamakik:20210713191842p:plain

伏見ミリオン座は、前から割と好きでしたが、移転してからはもっと好き。モダンで小洒落たミニマムな映画館で、清潔感に溢れています。私は長いこと、東京の小汚い映画館を体験してきたから、名古屋の映画館の小綺麗さが嬉しい。「小汚さに味があるんだよ」という意見もありましょうが、私は絶対、清潔感ある設備の方がイイと思う! 赤ちょうちん的ご意見には、賛同できませぬ(笑)。

駄菓子菓子、移転してから、周囲に私が一人で入って時間を過ごしてもよさそうな飲食店が無いのが困る。レイトショーの時間まで利用したいので、19:00に閉店してしまうようなカフェレストランではダメなんだよね。後は居酒屋ばっかりだし。食事の点では、やはりミッドランドシネマは名古屋駅至近だから便利だな。

では、映画の感想をいきまっしょい。「TENET」のニールを演じたロバート・パティンソンウィレム・デフォーと組んで、顔だけじゃない(失礼!)、演技派俳優であることを証明した作品――と言えるかもしれません。

物語は、ギリシア神話、北欧伝承、ポーやメルビルといった怪奇幻想文学を参照して、インターテクスチュアリティが縦横に張り巡らされた複層構造なので、知識があった方が当然楽しめます。が、無くても、前衛的な映画美術や演出美に抵抗のないマニアなら、存分に堪能できるのではないかと。

私はスカトロが苦手なので、その部分のみはちょっと引いたが、全般的には大変好きなタイプの作品でした。パティンソンの美貌と演技が、最後まで関心を引っ張ってくれる点も重要でしたが(笑)。 

画面サイズが正方形なのも、洒落た感じ。作品自体が美術品というか、書物みたいな感覚に襲われますね。しかし、それにしても昨今の欧米映画では、もう完全に人魚はアンデルセン・タイプから離れて、人食いバケモノで解釈されるようになりましたねえ。本作品もそうです。

伏見ミリオン座では、パンフレットに加え、関連書籍も販売してる。私は買わなかったけれど(関連書籍はもう既に本棚にあるから)、一緒に買うとポストカードがつくらしいよ♪

灯台って、ロマンだよね。想像力をかきたてる。私は子供のころ、家族で旅行に連れて行ってもらった土地に、割とよく灯台があったなあ。千葉の犬吠埼も、伊良湖岬も、潮岬も。

君ケ浜と犬吠埼灯台 | 銚子時間

いいなあ、灯台///

なんでこんなにロマンを感じるのか? ということで、灯台が出てくる漫画の最高傑作は、伊藤潤二「うずまき」でしょ・・・と思ったところで!

しまった! パンフレットに伊藤潤二の漫画が載ってるのに、買ってこなかった!!

映画自体に夢中になって、パンフ買うの忘れちゃ・・・(号泣)。まだ残ってるかなあ? 嗚呼~~~。

衝撃のあまり、「麒麟がくる」萌えトークもできなひ。。。ばったり。。。