新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

杉浦非水展に行ってきた & 「ザ・フォッグ」「ニューヨーク1997」「新解釈・三國志」観た

昨日は三重県の津市まで、出張に行ってきました! 9:10名古屋駅発の「いせしまライナー」に乗車するので、早起きした。寒くて辛かったけど、がんばってベッドから出た。手早く身支度して、とっとと出発。いやあ、名古屋駅まで近いところに住んでて助かるん。無事に列車に乗り、真っすぐ津駅まで約50分の旅です。

んで、無事に津駅に到着し、メンバーとも合流しまして、バスで三重県立美術館へ。途中、小雪が舞い始めたと思ったら、かなり本格的な雪が降ってきて、ちょっと焦った。しかし、雲は切れて青空覗いているし、降ったり止んだりで、まあ大丈夫だった。しかし寒い。。。

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杉浦非水展の看板☆ 一緒に並べるようになってて、写真を撮ってもらいました。日本最初に開通した地下鉄に乗るぞ!(笑)

展覧会は、たいへん充実しており、且つお客さんも少なくてじっくり観れた。地方の美術館で、コロナ世相ということもあったのでしょうけれど、たいへん満足でした。図録やグッズも可愛いのがいっぱい。さすが、デザインに卓越した画家の展覧会だけありまする。戦利品はこちら。↓

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なんだかピンボケしちゃってて、ごめんなさい。図録は装丁が洒落ているわりに、そんなに重くなくて良い。ノート2冊、クリアファイル、ポストカード2種、女子文壇ポーチ(絶対欲しかったヤツ)、地下鉄ポスターをデザインしたエコバッグも。それに、ついでなので伊勢紅茶も買ってきた。はあ、満足満足。

んで、その後は津駅の駅ビルで三々五々に分かれてランチ。まん防発令のせいで、大勢いっぺんの会食はNGされちゃうからさ。ちょっと残念でした。

そして、ランチ後は、13時台の「いせしまライナー」で私と同僚は名古屋へ戻りました。で、私はそのまま伏見ミリオン座へ行きまして、予定していた「ニューヨーク1997」鑑賞前に、もういっちょ、「ザ・フォッグ」も入れてしまって、カーペンター作品を2本立てで観てきた(笑)。ほら、原稿締切を考えると、予定はまとめちゃった方が、あとあと楽だから。

それに、「ジョン・カーペンター レトロスペクティヴ2022」の特製パンフも欲しかったんだもの~。

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見て! 紙製パックでVHSを模した、なんとも素敵なこのデザインを!! 中に、ポストカード各種と解説書が入ってるよ♪ これは買わなくちゃでしょ。

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んでもって、「ザ・フォッグ」と「ニューヨーク1997」の鑑賞前に、それぞれのポストカードも貰えた♪ 残念ながら、「ザ・フォッグ」と「ゼイリヴ」のチラシはもう配布終了しちゃってたけど。ついでに、「フレンチ・ディスパッチ」の可愛いフライヤーもゲットしておいた♪

伏見ミリオン座内のカフェでドーナツと珈琲を食してから、2作品を連続鑑賞。「ザ・フォッグ」は、私は子供の頃に地上波テレビで観たのが初見だったけど、今回大スクリーンで観ると、海へと降りていく階段やその先の灯台のショットが、実に美しい/// マーロン神父も相変わらずイケオジだし(笑)。その分、この映画は主役ポジにあるニックのキャストが、ちょっとハズしてるんだよなあ。そこだけが納得いかない。

んで、続けてこの日が実は初見という、「ニューヨーク1997」を鑑賞。やーん、カート・ラッセル、やっぱカッコイイ/// というのは当然として、

ちょ、なんや、このホーク署長っての、でらイケオジやんか!(萌)

ジョン・カーペンター研究 その2 ニューヨーク1997: ごみつ通信

演じているのはリー・バン・クリーフですね。少し、ドラマ版「エクソシスト」のマーカス神父(ベン・ダニエルズ)に似ているよん♪ ↓

お気に入りを】海外俳優オタが選ぶ、この俳優さんに注目 ...

このホーク署長とスネーク(カート・ラッセル)の、敵対しながらも一つの目的のために連携するバディ関係、巷が萌え転がる設定まんまやないの! しかも最後、「俺と組まないか?」って、ホーク署長ったらスネークを誘っちゃったりしてさあ///

ニューヨーク1997(ESCAPE FROM NEW YORK)/スネークさん登場 ...

まあ、スネーク・・・ってかカート・ラッセルは受けだから、しょうがねえか(違)。ホーク署長、冷徹で頭が切れて、カッコイイやん。スネークは、わりと甘ちゃん。んで、ラストは、やっぱりカーペンターらしい、或る種の無常観ただよう味わいで良かった。

そんなこんなで、満足満足して帰宅したら、21:00からの「新解釈・三國志」に間に合ったので観た。

金曜ロードショー】今夜は大泉洋×福田雄一監督『新解釈・三國志 ...

まったく期待しないで、ながら視聴でしたが、存外に面白かったわ♪ 特に孔明センセのふざけきった解釈が好き(笑)。はあ~、それにしても、人形劇「三國志」の諸葛亮孔明先生は素敵だったなあ~♪ 史実とは距離のある、いわゆる吉川英治解釈の日本人好みな王道まっしぐらの孔明センセでしょうけれど、あの川本喜八郎の美しい人形と森本レオの声が///

川本喜八郎 : 人形劇三国志 諸葛亮孔明 | Sumally (サマリー)

はあ~~~ん、孔明センセーーー///(惚)

実のところ、曹操孟徳と組んでいれば天下など軽々取れたであろうものを、劉備への忠を全うして、劉備亡き後も蜀を護り通した天才軍師(涙)。たとえ史実とは距離があろうと、いいの、日本人はこういう義理堅い悲劇の天才軍師・孔明センセを昔から敬愛してきたんだもの。この三国志孔明センセは、いかにも、「男なら、負けるとわかっていても戦わねばならない時がある」というセリフを吐きそうだよな。でも、天才なので負けないんだけどvv 「死せる孔明、生ける仲達を走らす」なんだけどvv

で! 名セリフが出たところで、奥さん! 「銀河鉄道999」のドルビー上映ですよ!

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巷でも満席御礼の嵐だそうで! そうして、映画に登場する超絶かっこいいハーロックに、巷が大騒ぎだそうで! そうであろう、さもありなんヨ♪ 私も本日、やっと原稿執筆をスタートさせたので(資料収集を終了させたので、これから一気呵成に怒涛の執筆に入るのです)、来週のいつか、27日上映終了までには必ず観に行きたい! 必ず! がんばれ私、10日間の不思議(byエラリー・クイーン)ならぬ10日間の奇跡を起こして、必ずや原稿を完成させてみせようぞ!