新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

健康診断終わったvv & 明智玉子について & 「魔界転生」の妖艶なガラシャが十兵衛の娘!

ふううう、健康診断終わったああ。毎年巡ってくるものだし、ありがたいことなのだけれど、やっぱりおっかないし憂鬱になるよねえ。今日の名古屋は朝からかなりの大雨だったし、ブルーな気分で出勤しました。

例年より遅い時間スタート(11:00~)だったので、ラボで呼吸を整えて行ったのに、やっぱり女医さんがややしばらく私の左胸から聴診器を外さなかった。。。自覚症状あるからわかってるんだけど、「ああ、今年もかあ」ってなるよねえ。私の心臓。。。

それと、今年は採血注射で初めて気が遠くなりかけた(汗)。体内の血が少なくなってるの?? 容器2本に採決されて、くらあ~~~~っときたvv

んで、バリウム飲んで、その後の症状がまたけっこうキツかった。。。お腹痛いよおおん(涙)。

そんな涙の健康診断で終わった午前中でしたが、午後はけっこうバリバリ働いた。何かの反動かしらん? エクセルを使う事務作業をテキパキこなして、原稿の校正も二つ終わらせた。すごくない? エクセルの事務作業は、とりかかる前は「やだなあ。できるかなあ?」だったんですが、いざ始めてみたら、「あら、簡単♪」って感じ。サクサク進んだ。デジタルって、やっぱ凄い。原稿校正も、めんどくさい作業だったが、まあなんとか。

ってなことで、ちょっと時間ができたので、「麒麟がくる」萌えトークをいこっかな?(笑)

お仕事の隙間を縫って、あいかわらず明智関係の本を読んでおりまして、昨日、フロイス『日本史』5巻を読了した。この5巻は本能寺の変の記述が収録されているんですが、それはとても有名なので今回はすっ飛ばして(!)、言及したいのは第62章の細川ガラシャの記述。明智の娘としてフロイスは彼女を描写しているんですが、これがなかなか興味深い観察でして。

明智(光秀)の息女である貴婦人」は、「繊細な才能と天稟の(才による)知識において超人的であった」って!

この超人的には注がついておりまして、言語はMonstro(モンストロ)で、「怪物・怪人」または「非凡な物」「残忍で恐ろしい人」の意味だそうで、「玉子が尋常の人物でなかったことをこの表現がよく示している」と解説されています。

怪物的な智力を誇る貴婦人、明智玉子!!

かっけええ/// でもって、彼女は亡き父・光秀の法要を彼の命日に毎年行っていたことも書かれている。そして、自分の侍女や家臣達をキリシタンに改宗させるために、あらん限りの知略を尽くして立ち回っている! さすが知将・明智十兵衛の娘、この知略と実行力はすごいよ!

そして、私がもっとも関心を引かれた記述はコチラ。↓

 キリシタンになることに決めて後の彼女の変り方はきわめて顕著で、当初はたびたび鬱病に悩まされ、時には一日中室内に閉じ籠って外出せず、自分の子供の顔さえ見ようとせぬことさえあったが、今では(顔に)喜びを湛え、家人に対しても快活さを示した。怒りやすかったのが忍耐強く、かつ人格者となり、気位が高かったのが謙遜で温順となって、彼女の側近者たちも、そのような異常な変貌に接して驚くほどであった。

たびたび鬱病になり、怒りやすく、気位が高かったというくだりは、次の玉子本人の語りから理由が推し量れます。

「つまり私は、たとえ(あのようにして)父を失った身であるとは申しながら、そのために落胆したり恥じたりすべきではないことを夫に悟らせようとして(あのように振舞ったので)ございます」

ここで彼女が言う「あのように振舞った」というのは、怒りやすく気位が高く、鬱々としがちといった振舞いのことですね。

信長の寵愛する第一の家臣であった父親が、あっという間に逆臣となり、世間からあしざまに言われ、どれだけ娘の玉子のプライドが傷ついたかがわかる記述ですよね。山崎の戦が終わるまでは、夫の細川忠興とも同等の立場で物が言えたであろう賢い玉子。それが、父の失脚以降は、きっと忠興から上から目線でものを言われるようになったに違いない。その怒りと落胆と傷心が、「怒りやすく、気位が高い」という振舞いになって表れていたものと思われる。

明智玉子は、父の光秀の美貌と頭脳を受け継ぎ、実行力に富んだ気性の激しい女性だったと、私は考えるんですよ。だから、「麒麟がくる」のキャスティングには、正直、「う~~~ん」と思ったんだよねえ。私の考える明智玉子は、決して優等生でソツのないドメスティックな女ではなく、もっと激しい気性と情熱を持った自立した女性なんでねえ。

もし、「麒麟がくる」スピンオフで、ガラシャが登場するのならば、

細川ガラシャではなく、あくまで明智玉子としてのドラマを希望!

明智の娘として、火のような情熱と冴えまくる頭脳を持つ女性として、壮絶な生き様を描いてほしい。玉子って、絶対、家庭向きな女じゃないよ(笑)。あくまで私見ですが(笑笑)。

そう考えてみると、往年の「魔界転生」のガラシャのキャスティングは、あれはみごとな解釈だったんだな、と。

岡田次雄 on Twitter: "「魔界転生」(1981) 監督:深作欣二、主演 ...

あ、この当時は、十兵衛といえば柳生十兵衛でしたね。ってか、「麒麟がくる」にハマる前は、十兵衛といったら柳生十兵衛しか浮かばなかったvv 駄菓子菓子、「麒麟がくる」を見た今では、この「魔界転生」の佳那晃子さん演じる凄艶なガラシャが、明智十兵衛の娘だと思うと・・・・

魔界転生』|佳那晃子と沢田研二 と千葉真一 | カイエ・デ・モード

やっべ! すっげええ萌えるうううう///

この妖艶な女性が、明智十兵衛の娘!! 信長様が言うように、「十兵衛に似て器量よし」な玉子がコレか!! ってことは・・・十兵衛も?(なんだよ?笑)

我が家に「魔界転生」のDVDあるから観なおしてみようっと♪