新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

生きてます〜(笑) & オビ洋書『WILD SPACE』第16章の続き

ああ〜、生きてます〜。(笑)

実は、6日(火)の夜、仕事帰りに中日新聞社の方と栄の料亭さんで一献傾けてたら、夜中の0時を回ってしまい(汗)、タクシーで帰る羽目になり。
そして翌日は、激しい二日酔いでほとんど病人状態だったという。。。
死ぬ気でお仕事こなして、なんとか無事に乗り切りましたが・・・禁酒の誓いを早々破った罰かしらん?vv
でも、素敵なお店で、お酒も料理も美味しかった☆ まだオープンしたばかりで、ネットにも情報をUPしてないんだって。

んでもって、そんな状態だったのと、お仕事忙しかったのと、女の子の日だったのとで、ちょっとココにはご無沙汰してました〜。
今夜はお仕事から解放されるので、やっと『ローガン』を見に行きます! 本当はバカウケ・・・じゃなかった『メッセージ』も観たいんだけれど///

そんなこんなで、気分転換に、中断していたオビ洋書『WILD SPACE』の翻訳の続きをいきまっすー。

第16章から。
もうね、この小説、延々とベイル&オビの二人っきりのシーンばっかで、ベイオビに関心ない読者にはさぞかし退屈だろうて。(笑)
ベイルさんとオビのコラボに少しでも関心のある読者には、えっらい激萌えのシーンの超連発だけどネ☆

ということで、またまた狭苦しい宇宙船の中で二人きりになったベイオビ。オビは後部の客室へ閉じこもり、ベイルさんはコクピットで操縦しておりますと、いきなりオビの部屋の方からけたたましい悲鳴が聞こえてきて、ベイルさんは文字通り腰を抜かしそうになってしまいます!(笑)
何事と駆けつけると、オビが寝台の上で悪夢に魘されて七転八倒に悶えてる! のたうちまわるあげく、自傷してしまいそうなオビを見て、ベイルさんは恐々彼に近づき(ほら、オビはジェダイだから、迂闊に近づくと自分まで怪我するんじゃないかと思っちゃって)、オビの手首をつかんで体を抑え込みます///
んで、やっとオビの目を覚まさせることに成功すると、オビはぽっかり瞳を見開いて、青い顔をしたまま呆然としているんですね。翻訳。↓

ベイルは彼を開放し、ゆっくり後退して彼に動く隙間を与えた。
「どうしたんです? つい先ほどまであなたは瞑想していたかと思うと、いきなり死人を起こしそうなほどの大声で悲鳴を上げたんですぞ」
「夢を見ていたのです」ケノービは呟いた。「昔の思い出を」
 怯んだように言って、オビ=ワンは居住まいを正し、背中を寝台へもたせかけた。そして、膝を胸に引きつけ、両腕でその膝を抱え込んだ。
 ベイルはじっと見つめた。オビ=ワンの仕草は当惑するほど傷つきやすい姿に見えた。スターシップをそのマインド・パワーだけで動かし、また一般人を虐殺したブラスターの銃弾の嵐のさなか無傷で立ち現れたジェダイとしての生々しい記憶とは、著しく異なった姿である。
 しかし、今目の前にいるのは、たとえどんなに途方に暮れ不安心な様子をしていても、あの時と同じジェダイだ。高慢さのかけらもなくなってはいるが。
 ベイルは立ち上がり、ズボンの裾でカーペットをけば立たせながら調理室へ向かい、ケノービのためにブランデーを持ってきてやった。
「飲みなさい」彼は厳しく言った。「もし、あなたがまた自分には必要ないと言うつもりなら、鏡で顔を見てみるといい」
 ケノービは文句を言わずブランデーを受け取り、一気に喉に流し込んだ。
「ありがとう」彼はしわがれた声で言い、グラスを返した。
 ベイルはグラスを振った。「もっと飲みますか?」
「いいえ」
 ベイルはグラスを調理室の小さいシンクに置き、手近の椅子に座った。
「私は心配するべきなのでしょうな? 私が言っているのは、このミッションのことですが」
「いいえ」ケノービは答えた。ブランデーを飲んだにも関わらず、彼はまだ青白い顔のままで、青黒い指先の跡が肌身に残っている。

魘されて悲鳴を上げるオビ!
そして、ベイルさんに無理やり起こされた後、それまでの高慢チキチキ鳥な態度が消えて、膝を抱えて丸くなって、傷ついた様子で震えているオビ!
そんなオビに、ブランデーを持ってきてあげるベイルさん!
ブランデーを飲んでも、青い顔のままのオビ!

結局、この後、オビは13歳の頃に火吹き蟲の巣に落っこちたときのことを夢に見たことを白状するんですけど、なんだかんだで、二人はまた喧嘩します。(笑)
夢の話をどうしてもオビに告白させたいベイルさん、わざとオビを挑発します。翻訳。↓

「関連性は何もありません。この夢は、まったく個人的なものなのです、議員。ジグーラとは無関係です」
「どうして確信が持てるのです?」
「なぜなら、私が確信しているから!」ケノービは寝台によじ登った。しかし、その動作はいつもの彼の滑らかな動作とはかけ離れて不器用だった。「これは私の夢なのです、この夢が意味していることを私は自分で理解しています」
「そう、そこが私の言いたいところなのですよ」と、ベイルは言った。「だからこそ、私はあなたの夢の中身が知りたいのです。なぜなら、私たちは二人とも、そうした方が都合がいいと判断した時にはあなたが平気で真実をごまかすことを知っていますからな!」
 ケノービの顎がツンと持ち上がった。彼の眼は怒りに燃えていた。彼の顔には憤怒の色が浮かんでいた。

ワハハハ、オビ可愛い///
ベイルさんに、「あなたは都合がいいと思った時には平気で嘘をかます」と言われて、ツンと顎を上げて怒るオビ姫様///
顎をツンと上げて怒るという仕草が、いかにも高慢なお姫様育ちそのもの///

いやあ、もうね、こんな感じで、このスピンオフ小説、まったく進展しませんわー。
どこまで読んでもベイオビの世界ですわー。(笑)