新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

諏訪出張2日目

出張2日目。今日も朝から快晴です☆ 旅日和、嬉しいですね。メンバーの一人は用事で、昨夜東京へお帰りに。残りのメンバーで、本日は午前中に諏訪市博物館に行きまして、縄文文化のお勉強をしてまいりました。

モダンな建物。常設展の縄文文化案内は、御柱信仰もよく理解できる内容でした。図録を何冊か買った。ここからタクシーで、午後は下諏訪大社の春宮→秋宮と巡ります。タクシーを使わないと、徒歩やバスではちょっと距離があって辛い。

まずは春宮。下諏訪大社は、8月1日と2月1日に神様が移動するので、今は春宮には神様はいないそうです。上諏訪大社とは違った、少し華やかなお宮でした。

参道の中ほどにある太鼓橋。ここで江戸時代までは下馬する習わしだったのですね。

境内の黄色い紅葉が本当に美しい。神楽殿の太い注連縄は、ここが出雲系の神社であることの証ですね。

拝殿もたいへん優美。上諏訪大社本宮のプリミティヴなたたずまいも素敵でしたが、下諏訪大社の華やかさの方が私は好きかもしれない。御朱印を、ここでも貰いました。

境内の立派なケヤキ。樹齢が偲ばれますねえ。この春宮の参道で、お昼に御蕎麦を食べました。

値段、安い!(笑) ありがたい、ありがたい。おろしきのこそばで~~す☆ きのこが何種類もたっぷり!!

さて、春宮からてくてく歩きまして、今度は神様がいらっしゃる秋宮へ。秋宮への行きは、旧中山道の宿場の面影を残す道を辿りました。

おお~、秋の日本の風景といった感じ♪ のどかで、落ち着く風景です。

諏訪大社秋宮に着きました。ここも紅葉が美しく色づいておりました。菊の品評会もされてて、それはみごとな大輪の菊も鑑賞できた♪ そういや、「犬神家の一族」にも、菊の品評会のシーンがあったけなあ。

春宮と同じく、神楽殿に太い注連縄。境内は、なんとなく春宮よりも賑やかに感じました。やっぱり神様がいらっしゃるから?

秋宮の拝殿。春宮とそっくりだけど、やっぱりこころなしこちらの方が華やかに感じる(笑)。

御柱もみごと。菊のみならず、盆栽の品評会もやってました。

境内には、伊勢神宮への遥拝所も設けられていて、国家神道との関係性について考えさせられましたね。

そして、なんとあの手塚治虫が諏訪信仰と深いつながりがあったとは! 社務所でこんな昇運凧、売ってた。買って来ればよかったかしらん?

御朱印をもらって、これで本宮・春宮・秋宮をコンプリート☆ 帰りは、表参道から緩い坂を下ります。この表参道、行きの旧中山道の趣と違って、坂道の果てに山を見晴るかす、すばらしい眺め。正直、この表参道の眺めに、私は今回の旅の感動が集約された気がする♪ なんか、ライトノベルの舞台かジブリのアニメにでも出てきそうな雰囲気でしたよ。うまく写真に撮れなかったのが悔しいが、ぱあーーーっと視界が開ける感じで、爽快な坂道ですよ♪

そして、一路、下諏訪駅に向かい、特急しなのに乗りまして、17:30には名古屋に到着。たった二日間ではありましたが、実に充実した出張でした! メンバーの顔触れもよかった。今回のメンバーは、地理学の研究者さん達でしたの。分野を超えて、一緒に調査旅行ができるって、いいね♪