新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

009vsデビルマン!!

少し体調を崩しているものの、万事恙なく平和な日々を過ごしております今日この頃。
今年は名古屋にも秋がある!――って、何の話かというと、去年はもの凄く暑い夏が終わったと思ったら、即寒くなって冬到来、秋がめちゃめちゃ短かった気がするんだけど、今年は夏でもなく冬でもない、まさに秋の気候が割と長く続いているなあ、というお話です。(笑)
だって、去年はこの時期ほとんど出番がなかったトレンチコートを、今年は連日着ているもん。去年はキャミソールの次はすぐオーバーコートって感じだったのに。
トレンチコート、新調して良かった♪ 少し珍しい、深いグリーンのカラーのトレンチにしてみたのです。職場でも好評だよ〜。

で、そんな平和な日々のさなか、締め切りをとうに過ぎていた原稿もようやく完成し、その開放感にあふれたあまり、ミッドランドスクエアシネマのレイトショーで「009 vs デビルマン」なるアニメ映画を観てきたよ!!

これ、厳密には映画じゃなくて、OVA3話分の先行上映という形なんだけど、けっこう巷で話題になっているよね。
私はバッチリ、デビルマンのアニメ世代なので、サイボーグ009にはそれほど思い入れはないが(でも、子供の頃はちゃんと観てたよ)、新生デビルマンは観てみたい。あの悪夢の実写版のトラウマが在るとは言いつつも。(笑)

ということで、なんと21:20放映開始なので、職場にぎりぎりまでいて仕事してから、名古屋駅に電車で行ってミッドランドスクエア4階のお寿司屋さんに入って、季節の散らし寿司とペリエと蕨餅という、ちょびっと贅沢なディナーを食べて、そうしていよいよチケット買って観てみたのでした。
客層は・・・うん、予想通りの客層だ。(笑)
で、感想――

物語はどーーーでもいいわっ、
ひたすらこの新生デビルマンかっけええええええええ////

変身してからのデビルマンの造形が、1972年版アニメよりも、むしろ原作寄りの肉体美で、惚れ惚れするほど禍々しくてカッコイイ!!
もちろん、1972年版のアニメのデビルマンも、例の小松原さんの作画ですから哀愁漂って大好きなんですよ。

上の画像は1972年版アニメね。裏切り者の哀愁と切なさが滲み出る、小松原さんらしいデビルマンで大好きでした。
でも、今回の新生デビルマンの原作寄りの造形も素晴らしかった! ちなみに、原作は下の画像。↓

山羊と蝙蝠がドッキングしたとか、当時も今も噂されてるデビルマンです。(笑)
しかし、永井豪さんの絵柄のすばらしさは、その肉体美のデッサンにあるんだよねー。今回の新生デビルマンは、そうした原作の肉体美を全面に打ち出してきていまして、哀愁こそ無いものの、強くて、禍々しくて、それでも人間のために戦ってくれる存在という、複雑なデビルマンの有り様を映し出していると思うなあ。

で、009の島村ジョーが、なんだか熟女(の悪魔)にモテモテの、やたら爽やかイケメンになってて大笑いだったんだが、デビルマンジョーのバトルがけっこう良くって、

な、なんだか、新たな扉が開きそうよ///vv

惜しむらくは、先にも言ったけど、物語の展開は別にどーーーーーってことないモノでして、そして女性キャラが今時の、例の垂れ目の萌えキャラになっててシラケるといったあたりか。あと、飛鳥も、ちょっと、違うキャラのような・・・。

でもって、デビルマン派の私はひたすら彼に注目して鑑賞してたのですが、最後の最後で、すんばらしい萌えどころが投下されましたがな!

デビルマンが火ィ噴いたあああああああ!!!

やったあああああ!!
デビルマンが火を噴く描写は、たしか原作でもあまり無く、アニメに至っては皆無だったような気が・・・うろ覚えなので間違ってるかもしれません。
でも、これはゴジラと同じく、最後の最後に、めったに見せない必殺技の奥義扱いってとこが大事で、
溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて・・・・

噴いたあああああああああ!!!

ってならないと、いけないのヨvv
この火を噴くデビルマンを観るだけでも、1,000円出す価値はある! ←レディースデイで観たものですから。(笑)
もう凄まじい悪魔の顔になってゴオオオオオオっと火を噴くデビルマンと、その火焔に焼かれてドロドロに溶解する敵の悪魔というね、ストレス発散には最高のシーンが用意されていたので、私的にはこの映画はアリでした☆

エンディングも良かったよ。009とデビルマン、双方の原作絵とスピード感ある音楽がマッチしてました。
いいなあ、やっぱいいなあ、70年代のアニメは///
そろそろ涼しくなってきたので、キャプテン・ハーロックの萌え語りも再開しますかねえ。夏は暑くて、キャプテン見てるだけで死にそうだったからねえ。(笑)