新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「THE MEG」観た & レオナルド万年筆、開封の議 & 陸軍大学校の教育システムと大佐

8日(土)の夜は「THE MEG」、映画館で観た映画ですが、こうして地上波で流れると巷が騒いで、本当に面白いですよね♪ ステイサム「かっこいい」で、全国のお茶の間(死語?)のTVの前でみんながシンクロ、とかさ(笑)。

私もスタンバりまして、無事に参加です~☆

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まずは豚肉の味噌マヨ焼きと、キャベツと温泉卵のサラダでお夕食★

そして、いよいよ「THE MEG」鑑賞時刻には、オビと一緒にコールドワインで準備完了!

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はあ、幸せだなあ/// ぼかあ、こうしておうちで映画鑑賞しながら宅飲みしてる時間が、一番幸せなんずら~/// ステイサム兄貴、かっけえなあ/// MEGが2匹もいて、びっくりだけど、兄貴は全然オッケーだったよなあ(笑)///

でもって、昨日は三光堂さんで万年筆を引き取ってきました!

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いざ、開封の儀式・・・! イタリア繋がりで、カラヴァッジオの置物と記念撮影。

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きゃああああ、美しいいいいい/// このレジンのトロピカルグリーンの鮮やかさを見てくださいよ、奥さん! インクも付いてきたあああ/// れおなるどおおお///

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軸が太い。上からレオナルド、ペリカンのカフェクリーム、PENTのオリジナル万年筆ですが、PENTと同等くらいの太軸ですね。太軸は安定して書けるから、個人的に好き。字幅はEFを選びましたが、三光堂さんで試し書きをさせてもらったら、やっぱり国産より少し太めだね。ヌラヌラとした書き心地です♪ はあ、もったいなくて、まだインク呑ませられないvvv

というわけで、日々のどかに暮らしておりますところで、「T-34」萌え語り、いきまっしょい☆

以前買って積読だった「コマンド・カルチャー」を、昨日一気に読了しました。

 ハードカバーで厚いから読み下すの大変かなと思ってたら、中身は総じて新書並みの読みやすさと分量だったので、難なく一気に読めました。では、本文中から萌え箇所をピックアップ。

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まず、上の画像のライン引いたトコ。何が萌えるって、ドイツの陸軍大学校での、上級生が下級生を親身に教える人間関係ですよ、奥さん! この教育システムは、陸軍幼年学校でも同様で、つまり、何が言いたいかというと、大佐もこの教育システムで育ったからこそ、師団を率いる際にも雛鳥の育成にがっつり取り組んでいたとおぼしき背景が見えるところでアリマス/// ヴォルフに対しても、実のお兄さんのように、真摯に教え導いていたことだろうクラウス/// いいですねえ、この教育システム。

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さらに、陸軍大学校に派遣される教官のレベルが非常に高かったことも、本書は訴えていて、グデパパやロンメル将軍の名前もありますよん♪ やっぱり、大佐はグデパパに直接指導されて、彼のお気に入り、秘蔵っ子の学生だったみたいだなあ/// 

こうしたハイレベルな教官に教育された体験があるから、クラウスはニコライをユーゲント指導に適した良い教官になると見込んだのでしょうね。なんせ「一流の戦車乗り」と評したわけですから。特別監房で、「勝ち残ったら私の兵の教官にする」とニコライに言う大佐の台詞、別の字幕では「勝ち残ったら、次の演習にまた参加させる」みたいな内容に変更されてますが、ここはこうした当時の陸軍大学校の事実を参照すると、やっぱり「教官にする」が適切なんじゃないですかね?

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そして、極めつけはココ!! 下級将校の反論も尊重されたという教育システム、素晴らしい!! 大佐がニコライの不服従な態度に怒らず、寛容な態度で受け入れ、意見を聞いてやる(=おねだりを全部かなえちゃう。笑)のは、こうした陸軍大学校の教育システムで育ってきたからなんだ!

T-34」萌え語りでなくとも、こういうドイツの学校教育システムの理念は、内実はいろいろ階級差別はそれなりにあったとしても、たしかに優れていたし、私の考える大学教育の理想にかなり近いんだなあと思いました。それなのに、なんでナチズムの思想に染まってしまったんだろうか。。。この問題には、ナショナリズムの恐ろしさという、普遍的な問題系がうかがえますな。。。

さって、読んじゃった~。次は何を読もうかな~?

今夜は「THE MEG」 & 大佐の指輪

今夜は地上波で「THE MEG」ですね! ステイサムが拳で巨大サメと戦う映画(笑)。さすがはステイサム兄貴、サメ相手でも常に拳!! 

映画『MEG ザ・モンスター』公式サイト

土曜プレミアムは最近、本当に洋画に肩入れしてくれているなあ。なんか、かつての木曜洋画劇場っぽいノリのラインナップが、非常にありがたい/// 金ローみたいに、声優にド素人な俳優をキャスティングしないだけでも、最高です! 金ローはしばらくアニメ連続放送みたいだから、観なくていいやvv

昨日は帰ろうとした矢先に、大雷雨が職場を襲い、結局止むのを待って帰宅したので、いつもどおり20時過ぎに職場を出るはめに。。。しっかし、最近、こういうゲリラ雷雨が多いから、おいそれと傘無しで出かけられないよね。

んで、先日三光堂で予約したレオナルドの万年筆、今日の夕方に連絡があって、もうはや入荷したって! 早っ! 17日頃発売とあったのに、早まったんだね。明日か明後日、取りに行こうっと。

これですっかり物欲がよみがえったらしく(笑)、もう一本、ネットで買ってしまいました~♪

みて、このオモチャっぽい可愛い万年筆///(激惚)

台湾のブランドのペンで、お値段も1万円そこそこだから買いやすかった、衝動買いってヤツ。しかし、お取り寄せなので、手元に届くのは9月上旬~中旬だったさ。うーん、先の長い話です。ま、その分、レオナルドが明日あたり早速うちに来るから、いっか。

ということで、それでは、一昨日おかわりしてきた「T-34 ディレクターズカット版」の感想をいきまっしょい☆

水曜日の19:15スタートの回だったのですが、観客は私の他にもそこそこいて、10人くらいはいたかなあ? 名古屋、なかなかやるじゃん、といったところでした(笑)。

んで、私の座った列に、ポップコーンと飲み物持って男性がいたんですよ。たぶん初見だと思う。彼、けっこう余裕にくつろいでた感じだったんですが、いざ映画が始まったら、ほら、いきなり炊事車の攻防じゃん? で、それから続けてネフェドヴォじゃん? せっかく買ったポップコーンやドリンクなんだけど、その人、圧倒されちゃったらしく、お口ボカンと開けて、手が完全に止まって、スクリーンに目が釘付けvvv

それからずっと、映画が終わるまで、その男性、可哀そうにほとんどポップコーン食べられなかったっぽいvvvv まさか、こんな、片時も目が離せなくなるような熱い映画だとは思ってなかったんだろうよ。私、マスクの下で笑えて笑えて/// 面白かったなあ。

さて、肝心のおかわり鑑賞の感想ですが、今回は、大佐の指輪について。巷のありがたい考察をこっそり拝見させていただいて、いろいろな説があるなあと面白く思ってたんですが、もしあの大佐の指輪が本当に北アフリカ(つまりロンメル)ゆかりの指輪だとしたら、それはきっとグデパパから贈られたと私は思いたい。

国防軍からSSへ、おそらくはグデパパの思惑で転籍させられることになったクラウスは、「お嫁に行くのはヤダヤダ」(意訳です)とむずかるので、グデパパはなだめるために、自分の所有していた指輪をクラウスに贈ったんですよ。

「おまえが不満なのはわかる、クラウス。だが、こらえてくれ。その代わり、この北アフリカ前線ゆかりの指輪をおまえにやろう。おまえの心が国防軍にあることは、その指輪がひそかに証明してくれるだろう」

って。グデパパ自ら、クラウスの指に指輪をはめてあげたんですよ! そうして、大事な娘をSS司令部へ嫁がせた(意訳です)んだよね!

大佐はこの贈られた指輪に心を支えられて、グデパパの許からティーリケに付き添われてSS司令部へお嫁入りしたんだよ・・・涙(意訳です)。

わあああ、大佐ああああ・・・ってかグデクラああああ!!(萌え転がり)

さって、「THE MEG」鑑賞の前に、お風呂入って、ごはん作って、お酒用意しようっと///

 

今夜「T-34」行くよ♪ & 「感情には流されません」 & イタリア万年筆

先日の会議では、飲まず食わずで21:00までがんばり、帰宅して速攻お風呂に入り、うがいを喉が擦り切れるまで行い、体中を泡だらけにしてゴシゴシ洗い、髪を洗い、そうして念のために薬を飲みました。この時点で23:00を軽く回っていましたが、それからPCの前に座り、会議で宿題となった至急の碑銘文案を作成。どっと疲れて、ベッドに倒れこんで爆睡したのでありました。

翌朝――つまり昨日、8:30に起きて、おそるおそる体温計で熱を測りますと、33.1℃。ホッとした・・・って、え??

33.1℃!? 低くね??(汗)

でも、何度測り直しても33.1℃。。。首を傾げながら出勤。お仕事を片付けながら、心配だったので、午後、ラボに置いてある体温計でもう一度測り直した――33.8℃。

・・・某ウィルスは大丈夫のようだが、別の意味で怖ひ///

まあ、平熱はもとから低い方なんですけどね。いよいよトカゲ、変温動物にメタモルフォーゼし始めたのかもvvv

今朝も今朝とて、測ったら33.9℃だった。どうなってんだ?? これでよいのか?? まあ、高熱よりはマシだし、体調もそう悪くないので、いっか。ということで、今夜は「T-34 ディレクターズカット版」をおかわりしてきます!!(万歳) ああん、楽しみ♪

そういや、大佐のセリフにあった「私は軍人です、感情には流されません」という言葉ね、ニコライへの執着を想えば突っ込みどころなわけですが、これ、ヒムラーの「ロシア人が憎いか?」という問いかけへのアンサーなわけで、そう考えると、大佐の軍人としての己への厳しい克己がうかがえるセリフですよね。

映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』公式🔥 最強DC版公開中! on ...

歴史上のどの戦争でも、大義のみで人間は行動しない。そこには「同胞を殺された」復讐の念が、敵国への虐殺行為を促すモチベーションとして作用するにきまってる。日本が関わった近代戦争で言えば、日清・日露の頃からほとんど復讐戦みたいな行為をしてたわけだからね、前線では。日本以外の他国のケースでも一緒。

だからこそ、軍人は一般人とは違った感情教育を施されて、復讐の念ではなく大義のために戦うという悟りの境地がないといかんという、建前になるんでしょう。大佐のセリフはこの軍人の境地を言葉にしたものなわけだね。

そう考えると、ネフェドヴォで雛鳥達をほぼ殲滅した敵兵であるニコライに対して、大佐が「僚友」として扱うのは、実に驚きいった軍人としてのプロ根性の発露です。特別監房での「よく戦った」というセリフも、筋の通ったプロの軍人としての大佐の姿勢を表している。クラウス・イェーガーの凄みは、プロの軍人としての凄みなのではないでしょうか? 他の軍人達は建前としてしか理解していないこの克己心を、クラウスは完璧に内面化している「軍人の中の軍人」とも呼ぶべき男なのかも。

それに比して、ニコライは、おそらく同胞を目の前で殺されたら、復讐の念にかられるタイプだと見た。そういう意味では、天才的戦車乗りだけれども、彼はプロの軍人ではない。まだ若いということもあるでしょうね。冒頭の、立て看板をダボルテで破壊し、なお且つ足で踏みつける行為に、そんな彼の若さが表現されているよね。

ニコライがこの先、軍人として成長し、復讐心を克己することがどんなに難しいかを身に染みて経験する時、初めて彼はかつてのドイツの鬼将校クラウス・イェーガーの凄みを理解するんでしょうな。

てなわけで、「T-34」と関係なくもない我がお仕事のための読書として、今、必要にかられてこんな本をマラソン読破している最中。

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全5巻! どの巻も分厚いよ~~vvv

でも、これ、今のノルマにとりかかる以前から、読んでおきたかった本なんだよね。私の大好きな旺文社文庫で、かつてはけっこう高値だったんだが、今は買いやすい値段になってたから、迷わず一気買い。先週から全力疾走マラソンで爆読中で、なんとか昨日の夜、読了しましたん。つ、疲れた。でも、私、まだけっこう速読イケるなあ(笑)。

ほいでもって、この世相で、さしもの私も物欲萎え気味なんですが、このあいだ、ふと、ネットで目に留まってしまった!↓

何コレ、超綺麗!!(惚)

イタリアの万年筆のブランド、レオナルドです。私、実はイタリア製の万年筆って持ってないんだよね~。ドイツと日本、台湾、そしてアメリカのしか持ってない。初イタリア、いきますかね、コレは!(笑) お値段、なかなか、ですけどもvvv 

3色ありますが、やっぱエメラルドグリーンがいいよねえ♪

レジンの軸の発色が、本当に鮮やかで透明でクリアで美しい/// 特にエメラルドは、大佐のお目々みたい///

というわけで、先ほど午前中のうちに、三光堂さんに行って予約してきちゃいましたvv 土屋鞄はお流れだな。しかし、鞄と万年筆が、ほぼ同額のお値段なんてね(笑)。

命を賭して・・・ & 友達が欲しかった大佐について

昨日から体調が・・・頭痛が凄い。気圧のせいだと思いますが(某ウィルスではないと思う)、しんどいな。どんなに体調が悪くても仕事(主にPPT作成と原稿執筆)は待ってはくれない。梅雨明けはしても、気圧が不安定なので、それが頭に響いているのと、ちょっとメンタルが落ち込んでるっぽいなあ。曇天だからかなあ。

でも、今夕は18:30~20:00まで、新栄で会議に出向かないといけない。この某ウィルス騒動のさなか、体調も悪いときてるから、これは文字通り命を賭したおでかけになりそうだ(爆)。

・・・でも、この会議での審議されている企画は、私が名古屋で18年間戦ってきた活動の一つの重要な事項で、それがやっと実現化にむけて動き出しているものなので、命を懸けるだけの価値はある。危険なのは、今夕集まるほかのメンバーも同じだしね。皆、覚悟して来るだろう。

前もココで言ったけれど、世の中には中央中心主義で地元文化への貢献なんて何一つもこなさないくせに、したり顔で発言している研究者って本当に多いのよ。私はそういう連中を非難はしないけれど、そういう研究者にだけはなりたくない。そして、そういう輩には、目障りなので私の周囲半径3メートル以内に入ってきてほしくないわvvv

と、メンタルが落ちているせいか荒らぶっております、本日のワタクシ(笑)。そんな時は、オタクの世界へ逃避しましょう♪ オタク万歳、オタクで良かった///

さて、「T-34 ディレクターズカット版」ですが、あともう1回は、なんとか時間を見つけて観に行きたいなあと考えています。

大佐、ニコラウスのシーンで、今回の感情的な字幕(笑)ではニコライを「僚友(とも」と読んでますが、これ、本当に友達が欲しかったんじゃないの?

ここからは私の勝手な妄想ですが、大佐は小さい頃から友達がいない生活を送ってきたのかも。両親は早くに亡くして(そんな気配がするんだが)、幼い頃にグデパパに引き取られて大事に育てられるんだけど、グデパパは保守的階級主義者だから、クラウスに自由に友達を作らせないんだ。でも、グデパパが選んであてがう「優等生な友人」は、どいつもこいつもうわべだけで、クラウスは心から打ち解けられる親友がいないまま成長するわけです。

そんなクラウスにとって、初めての親友がヴォルフだったとしたら!

細かすぎても伝わるT34の好きな所 のまとめ - Togetter

下士官ではあるけれど、生来の明るい屈託ない素直な人柄で、気さくに自分に近づいてくるヴォルフに、友達という存在のありがたさを初めて知ったクラウス! 生まれて初めての親友! ヴォルフによってはじめて友情を知ったクラウスにとって、友情はもはや初恋と同じレベルの情の濃さに認知されてもおかしくないわけで!

ティーリケは、グデパパが与えた副官なので、最初はそれほどに思っていなかったけれど、ティーリケの献身が親身のものとわかってからは、徐々に心を開き、ティーリケにヴォルフ以来の友情(しつこいですが、クラウスにとってはそれは恋と同等レベルの濃厚さ)を感じつつあった日々のさなか、ニコライという存在と再会してしまい、戦車乗りとしての才能への関心から、やがてそれはニコライとの友情を望む心理に陥ってしまい・・・

大佐は少尉に、心からの友達になってほしかったのではないの?(啼泣)

そうだよ、ニコライと友達になりたかったんだよ、クラウスは。そして、その友情を欲する気持ちは、アーニャにも向けられたのではないの? でもアーニャは女性だから、不器用な大佐は女性相手の友情ってどうやって構築すればいいのかわからないから(ほら、今でも「男と女で友情は成立するか?」とかいうバカげた質問あるじゃない?)、「友達になって」という代わりに「結婚しよ」になったのでは? アーニャへの「結婚しよ」が、「友達になろ?」という想いだったとしたら・・・

なんて清らかな穢れなく、そして哀れな男か、クラウス・イェーガー!(爆涙)

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この表情だって、上目遣いで「友達になってくれる?」っておうかがいの顔に見えてくるじゃん!!(号泣)
でもって、下の表情なんて、もろにニコライに対して「友達だよね? そうだよね?」って、一生懸命訴えている表情に見えるじゃん!!(爆泣)

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もちろん、クラウスだって成年男子ですから、ちゃんと肉欲の意味もわかっていたとは思いますが、彼の本音は「友達が欲しい」だったんじゃないかと妄想すると、可哀そうで可哀そうで・・・!(倒れ伏し)

待ってろ、クラウス!

この私(と、巷の皆さん)が必ずあなたを幸せにしてあげるからね!

二次創作という世界で・・・(笑)。

「T-34 ディレクターズカット版」感想の続き & 「心霊マスターテープ」EP5来た!

あちー。名古屋は完全に梅雨明けで、外へ行くのが怖いくらい暑いです。今日はおうちにいようかな。おうちにいてもお仕事たんまりvvv

さて、んで、先日の「T-34 ディレクターズカット版」の余韻を引きずりつつ、感想の続きを行きたいんですが、そういえばミッドランドシネマで入場開始のご案内の時、アナウンス担当のオニイチャンが、思いっきし「T-35の入場を開始します」って言ったように聞こえたがな!(爆) ちゃう! T-35ちゃうねん! T-34やねん! ワハハハハ///

で、感想の続きなんですけども、やっぱりグデクラ押しには美味しい追加シーンで、私的にはそこだけで満足♪

「新しい制服が似合ってる」というのは、大佐の制服を見繕ってあげたのは、やっぱりグデパパと解釈してOKなんですね?(萌) SSの、それも司令部勤務なんてイヤとしぶって泣き出しそうなクラちゃんを、なんとかなだめすかして納得させるために、クラちゃんの寸法を手ずから測って仕立て屋にオーダーして、布地もクラちゃんに似合うカラーを選んで、身銭を切って一生懸命に見繕ってあげたグデパパに違いないと思うと、涙が/// 

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あの首の鉄十字章も、オーダーメイドの制服の試着の際に、グデパパ自らクラちゃんの背後に回って付けてあげたんだよね、バランスを観るために。鏡の中の泣きそうな大佐の顔を見て、胸も潰れる思いをしながら、「おまえのためだ、クラウス」って、必死になだめ、あやしていたパパだったのでは?

ニコライが逃げた後の作戦指令室で、それまでの態度から一転して、「どうしたんだクラウス?」と語りかけるグデ将軍は、ここは完全にパパの顔になってるよ(涙)。前もココで言った・・・じゃなくて、もしかして某所のブツで語ったかもしれませんが、この時、グデパパは、ロシア人捕虜に対するクラちゃんの煮え切らない態度(始末しなければ・・・でも殺したくない、という気持ちの板挟み。それは恋///)にカンづいていたってことよね。どこの馬の骨とも知れないロシアの若造に、大事な娘の心を奪われたらしいことに気づいた父の焦り!!(爆萌)

そして、そんな父娘の様子を心配そうにそっとうかがうティーリケのポジショニングが最高にイイっす!(爆笑)

ティーリケは、演習場でT-34が最初の一発を撃った時点で、まずグデ将軍を見やってアタフタ動揺を顔に浮かべるのが面白いんですけど、この作戦指令室でも、「将軍! どうか、お嬢様をあんまり叱らないで(汗)」と無言で訴えているよう/// 

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そして、そんなティーリケの心配そうな目に気づいた大佐が、「何を突っ立っている?」と咎めるのは、「なんでもない。おまえまで私を過保護扱いするな(照怒)」ということなんでしょうか、どうなんでしょうか?///

大佐がパパの葉巻をグリグリするの、子供の頃からのクセだといいなあ♪ 何かグデパパに叱られたり、咎められたり、発破かけられたりすると、悔しさと甘えで、ついグリグリしちゃうの/// 可愛くないですか?(萌) ティーリケには「何してる?(おまえまでそんな目でお嬢さん扱いするな)」と言っておきながら、やってる仕草は子どもっぽい大佐♪

しかしまあ、このディレクターズカット版観ても、大佐はやっぱりロシアの天才、男前な車長、一流の戦車乗りであるニコライ・イヴシュキンに、どうしようもなく恋してしまったんだな、と、しみじみ思う。。。「気づいてないでしょう~♪」の世界だけどね、たぶん。

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10歳も年下のニコライに、知らずにプラトニック・ラヴしてしまったクラウス。それ故に、目が、判断力が、まるきり眩んでしまった、かわいそうなクラウス。

どんなにグデパパとティーリケは、そんな大佐の無自覚の恋を心配したことか!(慟哭)

ティーリケが煙草の煙をニコライにプカ~した時、あの時のことを後でティーリケは思い出して、「あの時、どんなに差し出がましくても、イェーガーの前からアイツを消し去るべきだった」と悔やんでも悔やみきれない後悔を抱いたのではなかろうか。

のん818 on Twitter: "このめっちゃアイコンタクトも観られると思うと ...

このティーリケなら、ニコライを宿舎の裏に呼び出して、秘密裏にサッサと処理(!)しそうだもんなvvv イェーガーのためなら、我が手を血まみれにするのも全く厭わない副官・・・恐ろしい///

 

 

追記

おお、アマプラに「心霊マスターテープ」EP5来たあああ!(嬉) 今回も皆さん、自然な演技で面白い。「偏見」というセリフ、いいですなあ。製作スタッフ、ちょっと意識した?(笑)

「T-34 ディレクターズカット版」観た!(ネタばれ) & 鰻食べた!

さあ、観てきましたぞ! 「T-34 ディレクターズカット版」を! 金曜なので夜は混む可能性があるから、昼の部(10:20~)にしました♪ 自宅から映画館が近くて良かった。

観客は、思っていたよりかはいたね。10人くらい?(笑) 3時間超の上映時間なので、水分は控えめにしたけれども、100%オレンジジュースを買って入った。ささやかながら、映画館へ寄付の気持ちで。ついでに、完全版と同じものだけれど、パンフも売っていたのでお買い上げ。これまた映画館への寄付。パンフ2冊になっちゃうけど、いいんだ。

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んで、さっそく鑑賞。スクリーンは小さめだったのが残念でしたな、大きいスクリーンは「ダンケルク」に取られたかな。心配していた長時間視聴ですが、何も心配することなかった! あっちゅう間にエンディングやった!(笑) 見せ場しかない展開なので、退屈するシーンがないからねえ♪

で、例の「感情的な字幕」をドキドキしながら確認してたんですが――

そんなに劇的に変わったということもなく?

あまり解釈の変わるような変更はなかったよ、ただグデパパが大佐の制服姿を誉めてたね/// 「新しい制服が似合ってる」って/// 大佐は「私は司令部の仕事はむいてない」と答えてた。この字幕の解釈だと、SSの制服が似合ってるって言ってあげることで、

傷心のクラウスを一生懸命励まし力づけようとしている、心配性なグデパパの慈愛味が溢れてて、イイっす///

「心配するな、クラウス。おまえは帝国の誇りだ」って。この一連の流れだと、なんとなく、やっぱりグデパパが嫌がるクラウスを無理にでもSS司令部へ転籍させたように思えるなあ。グデクラ的には、もう可愛いクラちゃんを前線に行かせたくない親心でありましょう。史実寄りな解釈だと、軍部内での影響力が弱まってきたグデ将軍が、自身の影響力を補強するための駒として大佐を引き入れたということになるでしょうけども。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー③(2018・露) | まなぶんの戦争映画辞典

ところで、このセリフの直前に、大佐が顔の向きを変えて観客に傷のある半面を晒すという演出で、たぶんこれは監督が、「ほら、傷があるでしょ? だからこの男は、ネフェドヴォのあの大尉だよん♪ みんな、わかってね♪」というつもりなんでしょうが、

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いや、わかんない人、けっこう多いと思うよ監督vvv

髭剃っちゃって、年齢不詳な人相に変わっちゃってるからねえ。

そいから、徹頭徹尾グリム少佐を威圧する大佐が、ほんまグデパパ寵愛のお嬢様気質爆発で、よかよか/// 将軍がなぜ自分をSSに引き入れたかを完璧に理解し、自分が直にヒムラーから指令された事実を(自分の好悪は別にして)ちゃっかり最大限に利用する大佐は、相当なしたたかさもお持ちのようで☆

イェーガー カット」のYahoo!検索(リアルタイム) - Twitter ...

それとね、例のプロポーズシーンですが、これ、チェス盤を深刻な顔で眺めてるとこから推すに、やっぱニコライを引き留めるための餌としてアーニャを使う意図があったんではなかろうか?

映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』公式 7/31(金)〜最強DC版公開 ...

あのニコラウスシーンで、大佐は実は薄々ニコライのアーニャへの視線を気づいてたでしょ。んで、ニコライをドイツ側に引き寄せるためには、教官というポジション以外に、やっぱ女をあてがった方がいいかなあとか思っちゃって(汗)、でも捕虜と通訳では無理だから、いったんアーニャを自分の妻という立場にしておいて、そうしてニコライとの不倫(?)を見て見ぬ振りで認めてやろうとか、考えていたのでは?

だとしたら、大佐、凄い深謀遠慮では?

この場合の「凄い」は、古語としての「凄い」でありまして、文字通り「もの凄まじい」という意味です。さすがは鬼将校。ニコライと女を張り合うんじゃなくて、ニコライに女を与えるために! あのチェス盤は、そうした大佐の深謀遠慮を意味する小道具なんですかね?

とすると、ティーリケが「ヤルツェヴァも逃げました」と告げた瞬間の大佐の表情は、嫉妬とか絶望とかじゃなくて、

マジ、やっぱし?

とかいう感じかね?(笑) つまりですね、自分が偽装結婚という形を踏んででもいいから、なんとかニコライを自分の傍に置きたかった大佐ということ。それはユーゲント達を「一流の戦車乗り」と対戦させて教育し、かつての国防軍師団のように(ヴォルフのように)育てあげたいという気持ちであったろうし、その上、自分ではそれと気づかずにニコライに恋しちゃってたということでもあろうし。大佐のニコライへの恋は、肉欲ではなくてプラトニック・ラヴだからね。

なんせ、例の、ティーリケ煙草とニコライ・ケーキの場面、入室してきたニコライを一目見て、大佐が一番に放った一言は、

「男前だな♪」

だもんな!(爆萌) もひとつおまけに、少尉が大佐に「高台に行きたい」とおねだりした時、小首を傾げてニンマリ笑って、

「さすがに頭は鈍っていないようだな♪」

だもんな!(爆萌萌) このセリフを発する前のタメの演技、キーファー氏の間合いの取り方、絶妙でしたな。

大佐は素直な人だから、これらのセリフは嫌味や皮肉じゃなくて、心からの本音よね///

はあ、ちと長くなってきましたので、今日のところはこのへんで。そうそう、宣言通り、映画を見終わった後、鰻を食べてきましたヨ★

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ミニ櫃ぶし/// 可愛い///

名古屋の櫃ぶしは、ぎっちりご飯も鰻も多いので、ミニサイズでも食べ応えあります。今日はこの後、アフタヌーンティーもすることにしたので、これくらいのサイズでちょうどよい。

ということで、アフタヌーンティーは、お店を変えて、こんなのにした。↓

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メロンシャーベットのバニラアイスのせ///

メロン・キューブがたっぷりで、めっちゃ冷たくて美味しいシャーベット。はあ、至福☆

幸せだなあ~。大佐も幸せにしたいなあ~。

「T-34」チケ買った & 山田風太郎について & アマプラで「クリスティ」

生きてますよ~(笑)。

先週末から昨日にかけて、とにかくかなりの数の音声付PPTを作成しなければならず、その一本一本が作成に時間かかるものですから、もうね、いやあ、疲れたよベイベー。

でもほら、明日は「T-34 ディレクターズカット版」を観に行かなければならないから、ノルマはできるだけ片づけておかないとさ。ただでさえメンタルが千切れちゃうだろうからvvv

ということで、昨日のうちに31日上映の「T-34」のチケット買ったよ~~~ん///

はああん、楽しみなんだか、恐怖なんだか(笑)。映画観るついでに、久しぶりに鰻(ひつまぶし)でも食べてこようかなあ? 精力つけないと。ってか、単純に鰻食べたい。だって、最近、自炊だと本当に精進料理っぽいのばっかなんだもん。なので、先日は、ちょっとがんばってお肉っぽいのを作って食べてみた。

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ってか、カレーライスと茹で卵にすぎんじゃないかvvv

こんなもん、ノンクック料理じゃろが。いやいや、でもほら、こんなのも一緒に☆

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ソーセージ!! ドイツ料理よ!!(阿呆)

実にまったく、やる気のないメニューでございます。オビも腰を抜かしております。やっぱ、明日は鰻食べてこうよっと。

そんな日々ですが、どうにか隙間時間を見つけて、読書やアマプラ鑑賞もしておりますので、ご心配なく(笑)。

本日までに、山田風太郎「戦中虫けら日記」「戦中派不戦日記」を一気に再読了した。山田風太郎の小説は好きだけれど、これらの日記にみなぎる根深い男尊女卑思想は、読んでて「ケッ」ってなっちゃうレベルで、今回の再読でもその点は覆えらなかったね、仕方ない。この作家、1980年代になっても「結婚はあたりまえ」とか言っちゃってるから、根本的なところでは石原慎太郎なんかと通じるものがあるんだぜ。

一方、アマプラでは、先日に「クリステン」(オランダ)ならぬ、「クリスティ」(アメリカ)を観たよ。これまた再視聴なんですけども。

KRISTY クリスティ(字幕版)

KRISTY クリスティ(字幕版)

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 これね、割と好きなの♪ ホラーではなくサスペンスです。主役の金髪の女優さん、独特のアンニュイな表情で可愛いし、筋もキビキビとした展開で飽きさせない。まあ、たしかに、女子寮に女の子一人って、そんな無茶なと思う設定ではありますが、なかなか雰囲気があるからそこまで気にはならないよ。んで、けっこう面白いのが、エンドロールの後のオマケ映像――

最後の最後で、突然アメコミになったvvv

悪くない、悪くないよ、爆笑しちゃったけど。全編通じて、スッキリ爽快になる、勧善懲悪です。疲れてる時は、スッキリする映画を観たいよ~。

駄菓子菓子・・・明日の「T-34 ディレクターズカット版」はスッキリ爽快とはいかんだろうから(イェーガーに思い入れがあると)・・・

やっぱ鰻とセットじゃなくちゃ///