新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

野生の菫 & 桔梗の砂糖漬けvv & 「再審・本能寺の変」読了 

朝の流血事件とか何やらで、自分のメンタル下がってるなあと思っていたら、なんだか周りのお仲間達にもボロボロになっている人がけっこういることがわかり、笑っちゃったvv みんな、ズタボロの春を迎えておりまするなあ(笑)。三寒四温に終息の気配もない某ウィルス世相、新年度の超バタバタという三重苦で、みんな病んでるんだね。支え合って、いきまっしょい☆

そんな病んだ春でも、職場は桜を終えて、のどかで美しい光景が広がっております。足下を見ると、可憐な花が!

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わかりますか? 小さいけど、菫の花が!(歓喜

私、現代っ子で都会っ子なので、実は菫の花に接する機会がけっこう少なく、菫の実物を見ると「うわあ、菫だあ、野生の本物だあ///」と感動するタチなのですvv 俗に菫色と言いますけれど、本当に深くて濃い紫。いやあ、いいもん見たなあ♪ 

菫って、砂糖漬けにすると食べられるんだよね? クリスティーのミステリ小説にはよく「菫のクリーム」という食品が出てくるし、あのシシー(オーストリア皇妃エリザベート)の好物が菫の砂糖漬けだったと言われてるし。ヨーロッパでは普通に食べられる花なんですねえ、菫って。

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Amazonでも売ってた(驚)。今度買って食べてみようっと。駄菓子菓子、菫の砂糖漬けがいけるなら、桔梗の砂糖漬けもどうでしょうか?///

麒麟がくる:有名な「宴」エピソード 信長のパワハラで光秀が闇落ち ...

信長様「十兵衛は器量よしの遅咲きの桔梗じゃ。塩漬けにして美味しく食べるのじゃ♪」

十兵衛「殿・・・せめて砂糖漬けにvv」

なんつって(笑)、気分もだいぶ持ち直してきましたので(この調子で快復してほしいところ)、お仕事の合間を縫い、「麒麟がくるトークをいきまっすー。

先日、こんな面白そうな本を買ったんですよ(↓)。いわゆる歴史学者ではない方々が。地形・天候・距離の概算から極めてデータ処理的に本能寺の変を検証し、本当に明智に信長が殺せたのかを考察するという企画本。

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すっげええ面白かった!!

こういうノリ、大好き!(笑) Amazonレビューでは「概算に過ぎない」という評もあるが、私はこの検証はそれなりに説得力あると思う。私が本能寺の変で「おかしい」と感じていたことを、この本の企画者連も共通して「おかしい」と考えている点も、シンパシー高い。それは、以下の2点。

①事件当日、1万3,000人もの兵が一挙に京都に入ってきたというのに、この明智軍が本能寺に至るまで、どうしてもっと早くに騒ぎにならなかったのか?

②信長と信忠の殺され方が酷似しているのはなぜか? どちらも火に焼かれ、しかも遺体の首が取れなかった。そんな落ち度を、あの明智が二度も繰り返すこと自体、おかしくはないか?

以上です。この上記の点について、この本はなかなか周到な論理を展開している。本能寺の変後、明智が淀城を占拠したのは、「掃除するため」という推論には爆笑した(笑)。結論としてこの本は、本能寺の変は光秀が犯人ではないという説を採ります。これはこれで、実に面白い。村井貞勝に注目した点など、なかなか目から鱗でした。お勧め☆

さって、昨日は会議3つ連チャンで疲れた。今日はまだ楽かな? ノルマがたんまりあるけれど、がんばるべー。