新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

演劇「呪縛の家」鑑賞 & 明日からバリ島出張

東京の暑さもいっかな治まらない8月下旬、一昨日(27日)は池袋サンシャイン劇場に「呪縛の家」のお芝居を観に行きました。

豊島区協力のまちづくりプロジェクト池袋ミステリータウンが舞台 ...

原作は、高木彬光の探偵小説。名探偵・神津恭介が活躍する長編作品を、ジャニーズジュニアの方々が出演してお芝居にしたものですね。監督は、これまでもミステリー作品を朗読劇に仕立てて一定の評価を得て来た、野坂実氏。私はとある関係者の方にチケットを調達していただき、ありがたくも素晴らしい席で鑑賞させてもらいました☆

久しぶりどころか、もう20年近く(?)足を向けていなかったサンシャイン・ビル。JR東池袋駅から地下通路で直結するようになったことも知らなかった。便利になりましたね~。池袋駅から地上を歩くと、すごく遠いもんね。劇場は、文化会館4Fにあります。

夏休み中でオコチャマ達が劇場隣のウルトラマン・フェアにわんさか吸い込まれていくのを尻目に、サンシャイン劇場に入場。12:00開演です。

驚いたことに、原作にすごく忠実な演出になっていて、テレビドラマなどにありがちな過剰演出による原作の気配がみじんもないといった事態にはなっていませんでした。舞台セットがよく考案されていて、回り舞台を効果的に使い、場面の転換を能率的に、且つ美しく見せていたことに感動しましたね。

俳優さんですが、神津恭介は実は演じにくいキャラで(美貌と才能があまりにも完璧すぎるキャラで、それだけに非現実的で親近感が薄い)、どうかなと思っていましたが、がんばってました。個性を出すのが難しい名探偵なので、どうしてもテンプレになってしまうのは、仕方がないよね。

神津の相棒である松下研三を演じた俳優さんは、演技が達者で、むしろ神津恭介よりも目立っていたかな(笑)。

最後の最後で真の○○であることが判明する卜部青年については、演出も俳優さんの演技も、もうひと押しの味付けが欲しいところか。

菊川医師役の内海氏は、私の世代からすると、懐かしいお顔でした。舞台で活躍してらっしゃったのですね。ベテランの貫禄のある、良いセリフ回しでした。

この企画演劇シリーズで、次回は名作「わが一高時代の犯罪」を予定しているそうで、それは楽しみだ。「わが一高~」の方が、神津恭介はもう少し親近感のあるキャラで演出可能だと思うから。

鑑賞後は、チケットを調達してくださった関係者の方とお茶をして、久しぶりの歓談に花を咲かせ、楽しいひとときでした。パンフレットはこちら。↓

パンフレットは豪勢な造りで、2,500円でした。観に行けてよかったな。目の前に役者さんが来て演技をするような、そんな席で鑑賞出来たのもありがたいことでした///

そして、昨日(28日)は、早稲田大学で研究会に参加。いつものメンバーと14:00~17:00まで。その後は、早稲田界隈の「そうせき」という居酒屋さんで、飲めや語れやでワイワイでした。

さあ、私は明日からバリ島へ出張です! 今日はその準備にてんてこまい。現地で発表する資料が、実はまだ完成していないという有様です(汗)。それと、一番海外旅行慣れしている同行者がコロナに罹患してしまい、残されたメンバーがいきなりスリルとサスペンスに見舞われているという現状!! うーん、がんばります!!

ココに来れるのは、9月4日以降になると思います。アウターリムへ向かうジェダイ戦士の心構えで、行ってまいりまあす///