新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

キッド様のムビチケ(違)買った & ユニバのキッド様グッズ & 青子ではなく紅子推しの理由

実家から帰省して、すぐにまたお仕事三昧の日々が続いております。昨日はかなりの雨で、長傘で出勤。でも、一雨ごとに春が近づく気配です。がんばっていきまっしょい

今日は疲れが一気に出たのか、起床したら10:00よ、奥さん!(汗笑)。おかげで考えていた一日のスケジュールがちょっと狂った。それでも気を取り直して、お昼前に名駅へ出て、ミッドランドシネマに寄り、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の特典付きムビチケを無事GETしてきましたああ///

1日目だから、まあ完売はしないだろうとは思ってはいたものの、寝坊して出遅れたものだから、ドキドキした。コナン新聞もGETできて嬉しい。コナン新聞の中身に、キッド様がいっぱい/// 「フェアリー・リップ」回の原作漫画が転載されていて、コミック揃えていない私にはお得感マシマシでした。新作映画が、キッド様と平次&和葉だから、「フェアリー・リップ」のクローズアップなんですね。特典のトレーディングカードのコマ採択も、そういやこの3人が1コマに並ぶのはこのシーンしか無いわけだ、納得。それにしても、哀れ平次&キッド様危機一髪が笑えるvv

ランチはユニモールの定食屋で。混んでてちょっと並んだけれども、回転が速いので、割とすぐ座れた。

カツオのお刺身定食☆ キッド様の映画のムビチケを買いに来た日のランチに、お魚選んじゃって、ごめんね快斗(笑)。厚切りのカツオが6~7枚も付いてきて、1,300円程度。名古屋値段は素晴らしい!

ランチタイムを楽しみながら、キッド様情報をあさりますと、もう一昨日の時点から、USJのキッド様グッズで巷は大騒ぎですね~。

キッド様のポップコーンバケツ、素敵/// 駄菓子菓子、少しでも乱暴に扱ったら、フィギュアがもげてしまひそうvvvv 繊細で優美な月下の奇術師まんまの仕様ということで、OK?(笑)

その他、キッド様が盗んだジュエリー・コレクションやら、キッド様のデザインの宝石箱やら、盛りだくさん♪ キッド様のユニバ・グッズは華麗なる展開で攻めてますなあ///

なにやらセブンイレブンでも、キッド様関係の展開があるようで、これまたワクワク・・・ってか、キッド様って、商品化しやすいキャラなんでしょうかね?

そうそう、USJといえば、昨夜なにげなくTVをつけっぱなしにしていたら、コナンのアトラクションのCMが流れたよ。WEBではよく流れて来るけど、地上波で流れると、また違った嬉しさがありまする。

名探偵コナン 4-D ライブ・ショー ~星空の宝石(ジュエル)~|USJ (youtube.com)

オープニング冒頭のキッド様のお顔が、はちゃめちゃに良い!! そして、なんといっても、安室さんとキッド様の絡みが!!!!

生身のキッド様と3Dの安室さんが殴り合い!?

最近、某所で降快のブツばかり読んでいるせいか、キッド様の身が心配です(笑)。降快の安室さん(=降谷零)は、相当に鬼畜でありますようでして、ハイ/// たいへん美味しい設定のCPですが、ともすればこのCPの快斗はほとんど女の子みたいな描写が多く・・・。私はソレはあまり好みじゃないな。私の好みは、愛嬌があってすこぶる可愛いけれども、あくまでキッド様としての冷涼な矜持を時に匂わせる、なかなか一筋縄ではいかない黒羽快斗と、そういう彼にけっこう手こずる安室さん(でも、最終的には安室さんが大人の力づくで勝利vv)というものでして。てへ♬

こ~~んな愛くるしい顔で、いたずらっ子っぽく微笑む、可愛い可愛い黒羽快斗から――

怪盗キッドの人格に切り替わるや否や、犯罪者の性根を鬼気迫る表情でうかがわせる、そのギャップこそが、いついかなる時でもこのキャラクターの真贋であり魅力なのです!!(キッパリ)

ダブルフェイスの凄みを見せてください、キッド様/// そして安室さんは、トリプルフェイスの凄みで、ダブルフェイスのキッド様に対峙するのです///

前にもここで言いましたが、快斗は本質的に、守るよりも守られるタイプだと私は思うから、熾烈な対峙の果てに、双子の絆を偲ばせるコナン君=新一やトリプルフェイスとして1枚上手の安室さんに、庇護される対象であってほしいとは思います。でも、彼等の庇護が前提となってはいけない。なかなか要求の多い、キッド様ファンですね(自嘲)。

そういう点では、「まじっく快斗」の世界線でも、私はやっぱり青子がどうもダメだなあ。快斗が一方的に青子ちゃんを想っているのはかまわないのですが、彼の青子への想いは原作連載当時の昭和センスな限界があって、それは対等な愛ではなく庇護欲じゃないかと、個人的には思う。先週放送された「1412」でも、夜の校舎に探検しに行くと言い出したのは青子なのに、彼女は結局全然なんの役にも立たず、「おまえ、何しに来たんだよ?」とツッコミ入りまくりだろ。むしろ紅子ちゃんの方が、昭和センスの限界を突破する萌芽があるキャラなので、紅子ちゃんなら快斗を守ることができる。

まじっく快斗1412|読売テレビ

「まじっく快斗」の世界線なら、私は紅子✖快斗を激推しするね! 魔女に護られる怪盗キッドなんて素敵/// 本命は白快だけどね!vv

昭和センスの漫画なので、「まじっく快斗」の紅子ちゃんは自立する萌芽がありながら、それ故にその自立する能力を魔女という記号に置き換えられてしまっている。昭和の漫画は、しばしばこんなふうに、優れた能力のある女性キャラを魔女に貶める傾向が多い。漫画のみならず、小説でもそうなんですが。

ポップカルチャーはよくもわるくも時代の感性を丸出しにするので、「まじっく快斗」も自立する能力を持った女性(紅子)よりも、男がいないと何もできない女性(青子)を理想像にしてしまっているんだよね。でも、作家先生は続く「名探偵コナン」で、みごとにその昭和センスの限界を超克して、中森青子を超克した自立し得るキャラとしての毛利蘭を創造し得たところが、すばらしいんじゃないかな。

思えば、あの名作「キャッツ・アイ」を生み出した北条司先生もそうだった。「キャッツ・アイ」に登場した女性警察官・浅谷光子女史を、最初はエリートとして描きながら、終盤はなんか道化的扱いに貶めてしまったのが悔やまれる。定職を持たず実家暮らしの来生瞳の方を、キャリア・ウーマンより「女らしい」という描写で持ち上げているところが疑いなくあって、それがあの名作の唯一の傷だった。

鳥居なごむ on X: "眼鏡っ娘100人言えるかな?」 《五十八 ...

でも、続く「シティー・ハンター」では、その傷をみごとに超克なさったよね。「シティー・ハンター」に登場する野上冴子は、明らかに「キャッツ・アイ」の浅谷光子の後継。でも、もうキャリア・ウーマンとしての矜持を茶化されることの無い、冴羽とも時に対等に対峙できる、完全に自立した女性像として活躍の場が与えられた。

劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」明日 ...

優れた作家さんというのは、たとえ最初は時代の感性の限界に同調しても、やがてその限界を自ら塗り替え超克していく感性の持ち主でらっしゃるんでしょうね/// 本当に尊敬します。すばらしい。

・・・と、なぜか真面目な話になってしまった(笑)。何が言いたいかというと、私は青子より断然紅子ちゃんの味方であるということです! 白き罪人・怪盗キッドの危機の時に、救いに現れる最強の赤き魔女なんて、すてきじゃないですか☆ 探偵・公安そして魔女に護られる黒羽快斗――「守りたい、その笑顔」と皆に思われてるんだよ♪