失礼した! 『塩尻』に荒深小五郎説、あった! 見つけた! しかも昨日、「役に立たない」などと言ってしまったが、下巻付録の索引にちゃんと「光秀存命の説」と記載してありました、本当にごめんなさい!
んで、その荒深説は、『塩尻』の27巻(明治40年刊行の本では442頁)です。この記載では、「従五位下日向守源光秀」とあって、続けて小文字で「初めは明智十兵衛、後に惟任」と註されてます。
はあ、スッキリ。昨日は眼が滑ってたわ。ひとまず安堵です。それから、『明智軍記』も届いたので、早速確認しましたら、やっぱり「十兵衛」呼びだった。それと、私は読んでないんだけど、どうやら現行の『信長公記』現代語訳では、現代読者を慮ってか、原文の「十兵衛」をわざわざ「光秀」に直してるんだって? なんでそんなことするのかなあ?
さて、取り急ぎ、以上のご報告迄。そうそう、国立劇場の3月公演「時今也桔梗旗揚」のチケット、国立劇場会員の父上に頼んでゲットしてもらいました(笑)。
国立劇場は歌舞伎座に比べて値段が安くて助かる。菊之助が主演ですが、彼と長谷川博己氏が仲良しだとは知らなんだ。道理で、「絵本太功記」ではなく、「時今也桔梗旗揚」を演目に選んだんだね(笑)。納得です。