新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

国立国会図書館 & 「麒麟がくる」公式に主役連投 & やっぱり「秀吉→光秀」

昨日は国会図書館に朝から資料調査で赴きました。

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新館前の白梅が今を盛りと咲いておりました。春ですね~♪ 気温は低かったのですが、ダウンコートを着ていったので、それほど寒くは感じなかったです。

んで、早速に雑誌カウンターから大量の資料を借り出し、必要箇所のコピーをこれでもかとばかり申請。資料の量が多すぎて、借り出しも複写申請も3回に分けておこなわなければならず、ぐったり疲れた。。。後で、このコピーしたものを全部読むのかと思うと、それだけでゲッソリ。

疲れたので、2回目の複写を待っている間に、本館2階のカフェで腹ごしらえ。

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ランチを食べる気力もなかったので、ホットケーキにしました。昭和風のプレーンで素朴なホットケーキがいいね♪

んで、もうひと踏ん張り頑張って、17:00に退館。館外に出たら、金曜日だったせいか、予約なしの一般入館者の列が凄いことになってた。

ってなわけで、今回の出張のノルマは一応終了。私は明日、名古屋に戻ります。それでは、ひと段落ついたところで、「麒麟がくる」萌えトークにいきまっしょい☆

公式HPは、昨日今日と、続けて主役がご登場ですね! ほほお、十兵衛様の名場面セレクトは、「義輝様ああああ!」と「平蜘蛛おおおおお!」と「公方様ああああ!」と「信長さまは死んではならんのですううう!」と、そうきたか(笑)。

全部、顔芸、入っとるがなvv

「信長さまは討てませぬううう」と泣いて退出した十兵衛が、最終回では「将軍は討てませぬううう」と唸るとは・・・。どっちに転んでも板挟みな十兵衛の、ギリギリ限界な精神状態が痛ましい。もう本能寺の頃には、これは十兵衛、ほとんど精神的にボロボロだったよね。。。せめて帰蝶様がいてくれたなら・・・でも、賢い彼女はスッと身を引いてしまった。。。一人で全てを背負った十兵衛、なまじ正直でクソ真面目だったばかりに、にっちもさっちもいかなくなった、優しい十兵衛が本当に痛ましい。

脚本家のセンセも、十兵衛のことを「痛ましい」と表現していたよね(by 読売新聞インタビュー)。優しい男が非常な判断を下さざるを得なくなった時、それは痛ましいとしか形容できない状況なのです。

ところで、今、私はこんな本を読んでます。↓

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明智光秀のイメージの変遷をコンパクトに解説した本。史実の解説ではなく、イメージの変遷を追うというテーマに関心があったので、ちょうどよい虎の巻本ですな。予想どおり、秀吉サイドからのイメージ戦略と、江戸時代の相次ぐ太閤記関連本による刷り込みが影響大なんだな。古文献がたくさん紹介されているので、これを手掛かりにすれば自分で探して読んでみるのに便利。まずは、本能寺の変の四か月後に秀吉の家臣が上梓した『惟任退治記』(ひでえタイトル!!)を、職場のアーカイヴから借り出して読んでみよっと。

でもさ、こうして秀吉による光秀貶め計画の輪郭を知っていくと、むしろ「麒麟がくる」では逆に、佐々木秀吉が長谷川光秀を密かに逃がす、或いは密かに捉えて匿うという筋立てもアリじゃない?とか思ってしまふ///

なんたって、佐々木秀吉の「明智様」という呼び方がエロいもんだから、妄想わんさかよ///

上の『江戸時代の明智光秀』によれば、光秀が討たれた場所は小栗栖じゃなくて、醍醐に近い場所だったのではないかということだそうよ? とすれば、醍醐の花見じゃありませんか、奥さん!! 醍醐で光秀を捉えた秀吉は、密かに彼を匿ってさ。世間ではさも光秀が惨めな死に方をしたと信じ込ませておいて、その実は自分の懐深く、醍醐あたりに囲っていたとかどうよ? んで、なんとか手なづけようと、アノ手コノ手を使うんだけど(笑)、頑固で忍耐強い十兵衛はじっと耐え忍ぶわけね♪

大河ドラマ『麒麟がくる』第39回~家臣がついていけない方向に ...

かつて信長と光秀に、上のようなことを言われた秀吉は、ずっとそれを恨んでいたわけで。立場逆転した十兵衛を、秀吉はそれこそ飼い殺し状態で我がものにするんですわな/// 「明智様、私めのような者の囲われ者になって、さぞや口惜しゅうございましょうな? しかも世間では、農民ふぜいに竹槍で突き殺されたことになっておりますしな、ワハハハ」トカナントカ、ゲスいことを言うわけだvvv

十兵衛 X 秀吉 | HOTワード

それ以上、ワシに近づくなよ?(ビシッ)

と、秀吉をはねつける強気で美しい十兵衛様/// ほら、秀吉って、信長の威を継ぐために、信長に縁のある人々を自分の傍に置こうとしたじゃん。お市の方とか、お茶々とか。「明智様」も、もちろん秀吉にとっては信長ゆかりのトロフィーなんだよ。「麒麟がくる」では、まさに長谷川光秀は染谷信長の愛人だったから!(爆)

うーん、私、やっぱり、かなり「佐々木秀吉→長谷川光秀」好きみたいだぞ(笑)。世間ではどうなんだろ??