新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

「ざわつく日本美術展」行った & 桔梗の花の妖精な十兵衛///

国会図書館でバリバリ資料収集、まだまだこの作業は今週半ばまで続くのですが、あんまり根を詰めるといけないので(と、言い訳しつつ)、ちょいと息抜きに、本日は六本木のサントリー美術館へ「ざわつく日本美術展」を観に行ってきました☆

午前中はゲリラ豪雨でびっくりしましたが、幸い、10時過ぎにはおさまったので、それからおでかけ。メトロを乗り継いで六本木駅へ出て、8番出口から直結の六本木ミッドタウンへ。

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久しぶりに卵と出会う~~///

六本木ミッドタウンには、オープン仕立てでまだお店もあまり入ってなかった頃に、遊びに来たなあ。ヒルズより、ずっと好き。広々とした吹き抜けで気持ちいいからね。

で、ガレリアの3Fに昇りまして、サントリー美術館へ直行します。

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うーん、インパクトのある看板です(笑)。実は昨日来ようかと思ったんだけど、日曜は混むだろうから避けて月曜の今日にしたんです。図星だったようで、お客さんもまばらで、ゆっくり観れた。ちょうどお昼時だったから、なおいっそう、お客さんがいなかったんだね。

展示物は、なかなか工夫されていました。私はゲテモノ趣味があるので、今回の展示は面白く観れた。特に貝尽くしの蒔絵硯箱とかね♪ あと、「波兎模様筒書布団地」という寝具に、「丸に桔梗」模様が家紋のように描かれていて、「あ/// 麒麟~」とか思っちゃったvv 「桔梗紋」と「丸に桔梗紋」とは違う紋なのかな??

今回は図録のみ買って、グッズは買いませんでした。13時頃に見終わりまして、遅いランチを取りにミッドタウン内をうろうろ。手軽なイタリアンのお店に入りまして、テラス席に案内してもらい、そこでパスタとフルーツジュースを楽しみました。

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屋外で食べるパスタ、野趣溢れていて、なかなか良いものでした。ちょっと暑かったけど(笑)。

そうして、コロナ禍ということもあり、食後はそのままおうちへ帰りました。それにしても、今回の展覧会は、もしかしたらサントリー美術館もけっこう運営が厳しいのかもしれないと思わせる感じでしたね。。。あくまで私の感想でしかありませんが、なんとか一般層(日本美術にほとんど関心の無い層)を取り込もうとして、内容は図録も含めて、少し素人さん寄りになっている感じでした。それはそれで、いいとは思います。

駄菓子菓子、日本美術って、そんなに一般受けしないのかね?? 私なんかは、真夏のあっつい盛りには、たとえば西洋画のぎとぎとな油絵なんぞよりは、淡白でさっぱりとした余白の美が堪能できる日本画を観たいがね?? それもいわゆる昨今の間口の広い〈日本画〉ではなく、大和絵と呼んだ方がいいジャンルの絵をね。

そうなんだよ、もっと時間に余裕のある生活が送れるようになったら、私、大和絵を習いたいんだよね。もう独学でもいいけどさ(笑)。或いは水彩画でも。これでも昔は、水彩画でずいぶんブイブイ鳴らしてたんだけどな。←いつの話じゃ?vv

そこで無理やり「麒麟がくる」ネタですけど(笑)、終わってみれば神がかっていた「麒麟~」のキャスティング、明智役への長谷川氏の抜擢の理由は、怨恨とか野望とかのぎとぎとした情念からのイメージではなくて、やっぱり桔梗紋のイメージからの着想ではないでしょうか?

夏~秋にかけて咲く、水色桔梗の哀憐さや儚さ、しかして凛とした爽やかさで表現されるべき武将として明智光秀を思い描いたから、切れ長の目でスッキリした面立ちの長谷川氏が抜擢されたのではないだろうか?

麒麟がくる』第27回 “光秀”長谷川博己、三好勢支える“会合衆”今井宗久 ...

若い頃は、鮮やかな水色の花弁を持った桔梗の花で。↑

年を取るに従い、次第に紫紺の花弁に移ろっていく。↓

大河ドラマコラム】「麒麟がくる」 第三十四回「焼討ちの代償」信長の ...

まさに、咲き移ろってゆく桔梗の花の精そのものな、明智十兵衛光秀ですか///

誰、こんな激萌えなキャラクター設定したの? あ、脚本家の先生ですか、そうですか(尊敬)///