新新・たまんにっき

文学と洋画、アニメ、漫画に萌えるインテリア大好き乙女の気まぐれ日記

長崎出張1日目

台風は15日夜半に強い雨を伴って名古屋にも襲い掛かりましたが、未明には収まり始めました。どうなることかと思いながら午前3時半という、私としては考えられないほどの早起きをしまして(笑)、5:00には家を出発。始発電車で金山駅から中部国際空港へ向かいました。無事に電車も動きまして、7:30セントレア発のANAにて飛び立つことが出来ました。その頃には既に晴れて、雲間から青空も覗くようになって♬

ANAの飛行機の窓からJALの飛行機を臨む(笑)。可愛い飛行機ですね~。しっかし、飛行機乗るのはものっそ久し振りで、ちょっとドキドキ。セントレアは台風の影響で、早朝からすごく混んでいました。

飛び立ちました~♪ 窓際の席が取れましたので、雲を眺めながら、珈琲でくつろぐ。まったく揺れず、快適な空の旅。1時間ほどで長崎空港に着陸。速っ。

長崎空港は、鐘がオブジェとして付いている。子供の頃、家族旅行で長崎に来たなあと、思い出に耽りながら、調査メンバーとも合流してレンタカーを借り出します。

空港内のユーモアたっぷりなお出迎え/// 中華街に行くのも楽しみだなあ。とはいえ、研究調査で参りましたので、まずはそれが優先。レンタカーをかっ飛ばしまして、高速道路を走り抜け、鍋島藩邸へ向かいました。

さすがは九州の雄・鍋島の藩邸。門構えからして別格の威圧感があります。

正面玄関は閉ざされておりまして、勝手口の方から中に入る仕様になっております。屋内は写真撮影禁止でした。広大な屋敷内をしばし見学。外はミンミンと蝉が忙しくなく陽射しの熱さ。

立派な日本庭園から母屋を眺めます。瓦屋根が美しいですね。軒の深さよ。それにしても暑い!!!
少しフラフラになりながら、車に乗り込み、またひたすら走り続けます。途中、可愛い島原鉄道と遭遇。

2両編成の黄色い電車。玩具みたい/// 鉄オタさんは好きなんでしょうね。踏切と一緒で絵になりますねえ。

お昼ご飯は、北御門という鰻店で。お昼時で少し待たされましたが、広くてモダンな店内でゆっくり食べることができました。長崎の鰻の焼き方は、いかに??

こんな陶器の器で蒸した状態でやってきました。蓋がすごく熱い。

蓋を開けるとこんなふう。長崎らしい甘いタレに鰻がひたひたに浸されて蒸されておりました。それと、肝のお味噌汁というのも面白かった。ふつう(?)は肝のお吸い物だよね? こちらは味噌汁仕立てなんですねえ。

ビールを飲みたいところをグッと我慢して、食後は日本四大監獄の一つである長崎監獄址を見学。

見学といっても、門しか残っていないのですがvv 煉瓦造りの明治らしい建築です。

近くで見上げると、いろいろ細かい装飾が施されていて、これが監獄の門かあ。凝ってるなあ。こんな意匠の門なら入監してもよいか?(笑)

さて、そこからまたひたすら車を駆って、道ノ尾駅へ。

レトロな可愛い駅舎ですが、この駅は長崎の原爆の歴史を語る生き証人でもあります。

被ばくされた方々を救援した列車が発着した駅。爆心地としての長崎の歴史を物語る駅なのです。駅の内外で、しばらく調査をしましてから、またもや車で走り行く。今度は、長崎に渡来してきて土地に根付いた、東海氏の代々の墓地を見に行きました。

県指定有形文化財なのに、看板がかなり剥げちょろけになってしまっている。。。

実は、江戸川乱歩の長編小説の舞台とおぼしき場所なのです。乱歩文学と長崎の関係を探るべく、我々は汗をふきふき、熱中症で倒れそうになりながら、墓地の頂点を目指すのであった・・・ばったり。

東海氏の墓地の調査を終えてから、いったんホテルに戻りまして、軽くシャワーを浴び、夕飯を食べに中華街に向かいがてら、出島の傍を散策しまあす☆

ここも子供の頃に来たなあと、感慨に浸りながら。夕景の出島は、なかなかムードがあっていいですね♪

出島の入り口と通じるこの橋、すごい曲線ですね! 造形が素晴らしい!

出島の傍の大正12年に設計された美しい鉄橋から臨む夕日☆ ここが南蛮貿易との玄関口だったのですよね~/// ぎやまん、びいどろ///

今夜は夕食を中華街で取ろうとしたのですが、すごく混んでるわ、水曜定休のお店が多いわで、夕食難民になりかけました。ようやく路地裏の居酒屋に飛び込み。

この居酒屋、飛び込みにしてはとても料理がおいしかった/// 中華点心をたくさん食べた///

満腹して、帰路はもう22時近く。夜の長崎、日が沈んでも暑かったvvv

商店街の入り口は、まだあかあかと電気が灯り、賑やかな夜です。若者がけっこうたくさん繰り出していて、活気がありましたね。

ということで、出張1日目は無事終了したのでアリマシタ☆